「街コン」ここ最近よく聞く言葉になってきました。
私が初めて街コンに行ったのは、23歳の時でした。私はまだ学生をしていました。周りの友人も学生が多かったのですが、なぜだか同級生の間でかなり早めの第一次結婚ラッシュが始まってしまいました。
普段の生活ではなかなか出会いもなく、妙にあせった彼氏のいない歴2年の私と同じ状態の友人で「街コン」へ繰り出して、出会いを探そう!と意気込み、参加を決意しました。街コンジャパンを見ました。
私たちが選んだ街コンは京都市の某繁華街で開催されるものでした。ホームページをたくさん見比べて、一番ポップでお手軽な感じをアピールしているところにひかれたのですが、それが間違いだったと気が付くのは街コンの当日でした。
この会社の街コンは値段も比較的お安く、なによりよくあるビルの一室に大人数があつまり、マッチングゲーム(気に入った人同士が前に呼び出されて、カップルおめでとうございます!と祝福されるもの)がないと書かれていたので、あまり目立ちたくない私にとっては好条件でした。ホームページにもきちんと会社名も連絡先も書かれていたので大きな会社が経営しているのだろうなと安心もしました。
しかし当日会場に指定されている居酒屋へ行くと、あきらかにチャラそうな若い男の子がボードをもって立っていました。よくよく話を聞くと、イベントサークルの延長!?ともとれるような団体の街コンだったのです。そうならそうとホームページに書いておいてよ!と少しだまされた気持ちになりましたが、後悔しても遅いので、もう今日は思いっきりたくさんの人と出会ってやる!と覚悟(開き直った!?)を決めた瞬間でもありました。
実際に街コンが始まってみると、男女比は6:4ほどで少しだけ男性の方が多かった印象があります。私のテーブルには私と友人、そして男性が3人座りました。
みんなでお酒を飲み、運ばれてくるお料理を食べながら、自己紹介をしたり、共通の話題をみつけてしゃべったりと、人見知りをしない人ならだれでも楽しめそうな席でした。会場が居酒屋ということもあり、堅苦しくない合コンのイメージが一番近いかもしれません。
街コンの利用料金も女性は4000円、男性は6000円とそういった面でも本当に合コンのような金額でした。
目の前に座る男性にも当たり外れがありますし、こればかりはどうしようもないことですが、いっぺんにさまざまな職種、年齢の方と知り合えるのは街コンの利点ではないでしょうか?普段の生活をしていて、なかなか弁護士の方の隣に和菓子職人の方がいるシチュエーションはないですものね。
短時間でたくさんの方と知り合えて、おいしいお酒、おいしいお料理、そして楽しい時間が過ごせる「街コン」はとってもおすすめです。おしゃべりが好きな女性なら楽しい時間が過ごせると思いますよ。