30代後半の女性、仙台市在住、現在は専業主婦です。
わたしは結婚に至るまでに３年ほど婚活をしていました。「せいしん」という結婚相談所に登録し、毎月開催されるパーティーに参加して、たくさんの男性と会い、お話をして、ようやく今の夫にたどり着きました。
「せいしん（誠心）」を選んだ理由は、比較的収入の多い方が登録されているという単純な理由でした。入会金など料金も少し高めだと思いますが、結婚のためと思い頑張りました。実際、医師の方や、大手企業にお勤めの方が多かったです。
お見合いファイルのような、写真入りのプロフィール色紙が、毎月数冊送られてきます。
その中からお話ししたい方がいれば、担当者を通して申し込むのですが、プロフィールはいいことしか書かないし、人間なんて実際に会わないと分かりません。だから、とにかくパーティーに出て、なるべく多くの人と話をする。これに限ります。
どんな婚活サービス、結婚相談所でもこれは言えることだと思います。
婚活中は、自分を商品として考えていました。男性から見て自分はどんな風に見えているか、自分の商品価値はどれ程か、客観的に見るように心がけました。そして、パーティーの後は、ダメだった点を反省し、次に生かす努力をしました。
男性が相手ですから、女受けは関係ありません。自分が男性だったら、どんな女性を妻にしたいと思うか考えました。男受けする清楚なファッションで、料理や家事のできることなどをアピールしました。家庭的な女性を望んでいない男性には意味がないですが、まあ、そういう方は少ないので。
そんな感じで3年もやっていると、相当の数の男性とお話しすることになります。男性を見る目も肥えてきます。しかし、それだけの方とお会いしても、何度か食事などに行って、初めて自分の見る目が間違っていたと気づくこともありました。
そして、いろいろな人がいるので、不愉快な思いをすることもありました。一度食事をした後で、付き合うことをお断りした方から、不平のメールがきたり、お断りしたした人とパーティーで顔を合わせてしまったり、二人で会った途端に体を要求する方もいました。
そんなこともありながら、諦めずにパーティーに行き続けた結果、今の夫に出会えたのです。
夫の第一印象は100点でした。この人かもしれないと感じたのです。そして、その後デートを重ねて、その判断は間違っていないと確信し、運良く彼もわたしに好意を持ってくれたので、夫婦になれました。奇跡だなと思いました。
今、婚活をしている方、これからしようとしている方にアドバイスできるとしたら、上から目線の男性、外見が良すぎる男性、自分の収入やステイタスを自慢する男性、すぐに体の関係を持とうとする男性には気を付けてください。
人を見る目を養うのは難しいですが、仕草や表情をよーく見ていると、性格って出ます。
それから、これは残念なことに、女性の場合、年齢が34くらいを越えるとかなり状況が厳しくなると思います。できれば34になる前には相手を見つけたほうが良いです。
あまり高望みするのも考えものです。語弊があるかもしれませんが、自分の年齢、外見、女子力などを冷静に見て、自分に相応な人を選ぶことが大事です。完全な人間はいませんから、妥協は必要です。
また、自分を良く見せると言っても、無理はしすぎないことです。結婚は長い長い生活です。自分が一緒にいて楽な人、話していて安心感のある人をぜひ見つけてほしいと思います。
頑張れば、奇跡は起きます。
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