熊本県在住の学校教員をしている3児の母です。現在31歳で、バストアップブラを使い始めたのは2人目の子の授乳が一段落しかけていた2012年の夏頃でした。
2人目の子は完全母乳で育てていたので、一時は普段の2サイズほどバストサイズも大きくなっていました。
また、授乳の回数も多かったので、授乳しやすい、ノンワイヤーの締め付けの少ないブラを使っていました。
徐々に離乳食の量が増えていくにつれ、授乳の回数と量は減っていきました。
すると、いつの間にか2サイズアップしていた胸の大きさも、妊娠前のサイズにまで戻り、何より気になったのは形が悪くなっていたことでした。
ちょうどブラで覆われない、胸の上半分がえぐれたように、凹んでしまいました。
母親としては母乳で子どもを育てたという充実感はありましたが、やはり女性としては「このままではいけない!」と危機感を感じました。
そこで、インターネットで情報収集している時に見つけたのが「おっぱい体操ブラ」というものでした。
他にもいろんなブラがネットにはありましたが、私が「おっぱい体操ブラ」を選んだのは、これを考案したのが神藤多喜子先生という産婦人科病棟長や出張助産師などをされていた方が開発されたからです。
値段的にはもっと安いものはたくさんありましたが、妊娠、出産、母乳育児のことをよく知った専門家の先生が考えた、産後のママのためのというところに魅かれました。
「おっぱい体操ブラ」はただ着ければいいというわけではなく、その名の通り「おっぱい体操」というものが軸にあります。
リンパ腺と乳腺、脂肪からできているおっぱいは日常の生活の中でほとんど動かされることがないばかりか、ワイヤーの入ったブラでがっちり固定されるため、血液やリンパの循環が悪くなってしまいます。
そのため、まずは健康的なおっぱいに戻すために、1日2回胸周りや肩、肩甲骨回りなどのストレッチから始めます。
そのあと、お腹やわき腹、背中へと流れてしまった“胸のお肉=脂肪”をおっぱいに集め、形の良い柔らかなおっぱいへと戻していきます。
こうやって「おっぱい体操」で戻したおっぱいをキープしてくれるのが「おっぱい体操ブラ」です。
ブラの形はスポーツブラのような形で、全体的に伸縮性のある生地でできているので、きれいな形をキープしてくれるだけではなく、自然と肩甲骨が開くようになり、姿勢がよくなり、さらに胸がきれいに見えます。
肩紐の部分も幅が広く、私のように肩凝り持ちの人にとっても優しいデザインです。胸の下の方に小さなパットが来るようになっており、えぐれた胸の上半分もとてもきれいに見えます。
私は2012年の夏ごろから1年半ほど使い、3人目の子を妊娠したので、いったん使うのをやめましたが、授乳が終わってからは、また再開しました。
残念ながら、胸の形をきれいにキープできる作りのため、このブラを付けたままの授乳はしにくく、授乳中の方にはあまり向きません。
しかし、それ以外の胸の形や大きさにお悩みの方にはぜひ一度試してみてほしいです。私も現在進行形で愛用中です。
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